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インプラント治療(奥歯)

当歯科医院で実際におこなった治療を動画でご紹介します。

治療によっては手術・出血のシーンを含みますので、苦手な方はご注意ください。

インプラント治療(奥歯)

治療例参考:インプラント治療(奥歯)(2回法)/ブリッジ適合例・不適合例

奥歯にインプラントを埋入した治療例です。2回法のインプラントを使用しました。インプラント治療とブリッジ治療を平行しておこなったケースです。

治療前/レントゲン

左右の奥歯が欠損していたケースです。左側(A)は欠損部周辺の歯に平行線が取れますのでブリッジでの治療が可能ですが、右側(B)はブリッジに適しませんので、インプラントで治療をしました。

治療後/レントゲン

治療後のレントゲン写真です。ブリッジに適さなかった右側の欠損部を、インプラントがしっかりと補っています。

一次オぺ時

二段階式の一次オペ(インプラント体埋入)が終了した段階です。この後上から歯肉を元の場所に戻し、インプラント体と骨が結合するまで待ちます。(歯肉の中で閉鎖している状態で治癒を待ちますので、カバースクリューを入れて、歯肉が埋まらないようにしています)治癒期間は下顎で3〜4カ月、上顎で4〜5カ月です。(骨の状態が良い場合に限ります)

二次オペ時(3〜4カ月後)

再び歯肉を開いてカバースクリューを取り除き、ヒーリングアバットメント(埋入部の頭部の保護や、歯肉の形成のために入れるパーツ)に取り替えます。点線丸印内に、インプラント体の周りに骨がしっかりと結合しているのが認められます。

インプラント体と骨の結合

2本ともヒーリングアバットメントに取り替えました。手前のインプラント体も骨としっかりと結合しているのがわかります(点線丸印内)。

土台の設置

歯肉が治癒したら、ヒーリングアバットメントをキャスト・トゥ・アバットメントに取り替えます。キャスト・トゥ・アバットメントは、インプラント体と上部構造(人工の歯など)を連結させるための土台です。従来のものは、アバットメントを削って調整を加えてから上部構造を装着しますが、キャスト・トゥ・アバットメントは上部構造を直接鋳接します。切削によるズレがなく、より精度の高いものを作れるというメリットがあります。

上部構造(補綴物・人工の歯)

インプラント体の上に、上部構造を被せます。左側は金属製、右側はセラミック製のものです。治療部位やご予算などに合わせて、上部構造の種類をお選びいただけます。

治療完了

インプラント体に上部構造を被せて治療は完了です。

インプラント治療の目安(費用、通院回数、副作用・リスク)

治療費の総額(目安) 440,000円〜528,000円/1歯( ※自費診療です)
インプラント治療の内容 抜歯などで永久歯を失ってしまった部分の歯槽骨(しそうこつ)に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療法です。
副作用・リスク 術後のケアを怠ると細菌による感染症にかかりやすいというデメリットがあります。
術後、3〜6ヶ月ごとに定期健診にお越しください。お口の中やインプラントの状態をこまめにチェックすることでトラブルを未然に防げ、万一感染症が発症した場合でも早期に治療を開始することができます。
治療期間(目安) 3〜7ヵ月

※患者さまの症状により費用や期間が異なりますのでご注意ください。上記は一般的な目安として参考にしてください。

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